Mindblown: a blog about philosophy.
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Yan Tomita
「…でもそのかっこ悪さってちょっと視点をずらしてみるとかっこ良かったりするんだよね。その時に、自分の視点の外し方とか、裏側から見る感覚とかばっちり鍛えたね。だからさー、人の音楽を許すこともできるわけ。全然自分の興味のない […]
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Shuzo Takiguchi
今夜は瀧口修造を読まなければいけないと思った。その必然性がどこからやってきたのか定かではないが、この偉大な超現実主義の詩人の言葉に自らをさらすことが必要だと思われたのである。 先日、実家に帰省した際に購入した『瀧口修造の […]
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Gil e Jorge
友人に紹介されて聞きはじめた「カエターノ・ヴェローゾ」。 『ユリイカ』のバックナンバーで本人の特集号が発刊されていることを見つけ、早速取り寄せる。 このことをきっかけに、にわかにブラジル音楽に対する熱が高まってきている。 […]
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Italo Calvino
戦後のイタリアを代表する作家、イタロ・カルヴィーノは私のお気に入りの作家のひとりである。 かつて私にとってマイナーな存在であった「イタリア文学」を身近なものにしてくれたのもまさに彼なのである。 いま読み進めているのは『パ […]
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Caetano Veloso
エッセイストで翻訳家の岡本太郎さんがこんなことを書いていた。 『ブラジル・ポルトガル語はあまくてやわらかい。 そしてちょっとねばっこい。キャラメルみたいだ。 もしかするとキャラメル・フレイバーのコーヒーかもしれない。(中 […]
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Mousier Hulot
以前勤めていた会社の上司であるIさんの自邸にお邪魔した。 私が新入社員としてIさんの所属する課に配属されて以来、懇切丁寧に接してくれた心良い上司である。 そんなIさんとは同じ企業人でありながらも、仕事とは離れたところでも […]
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Hopeful / Hopeless
「歴史には目的がない。 もちろん、人生にも目的なんかありません。 それを作り出してゆくのが、日々の営みだといえるでしょう。 価値観は経験のあとでつけ加えられるものです。 生きたいように生きるのがいいのであって、それをこと […]
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Loser
ある人から『プロ論。』という本をいただいた。本の扉を開けるまでもなく、「きっといろんな人の成功哲学が披瀝されているんだろうな」と察しがついていたけれども、開けてみてその通りだったのでひとり苦笑してしまった。 心に病をかか […]
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Bangkok
バンコクの中心部を東西に走るスクンビット通りと南北に走るエカマイ通りとがちょうど交わる場所に面白いカフェを見つけた。 コンデンスミルクをカップの底に沈めたタイ式コーヒーを注文したところ、一緒にジャスミンティー茶が差し出さ […]
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Shigesato Itoi
ずいぶんと前のことになるが、『ほぼ日刊イトイ新聞』にこんなコメントが寄せられていた。 – やるべきことをやり、言うべき主張は言い、ひとつの会社で仕事をした後に、「こういうところは、もう変わらないだろう」という結論が出てし […]
何かおすすめの本はありますか ?