Miles Davis

今日の私のココロを表情にたとえたら、マイルス・デイヴィスのアルバム「TUTU」におさめられているポートレートそのままだ。

朝7時。

家族が朝食をとっているのはベッドのうえでもわかる。

母がパートに出かけるのもわかる。

昼食の音も聞こえてくる。

それでも、起き上がることができない。

トイレに行きたくても身動きが取れず、あいかわらずベッドの上に横たわったままだ。

ツライ。

やっとの思いでベッドから這い出たときには、14時をまわっていた。

遅い昼食の後、朝と昼のクスリを一緒に服用。

ダメだ。

適当な時間をおいて、頓服薬として処方されているロキソニンとレキソタンを飲んで、なんとかやり過ごした。

明後日は、退院後、二回目の外来での診察だ。

希死念慮が暗い地下水のように、よどんだ血として体内をゆっくり浸食しているけれど、あと二日。

なんとか持ちこたえよう。


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