ロルフ・キューンさん(Rolf Kuhn)の『SOLARIUS』を聞いて以来、ジャズとクラリネットの関係って面白いかもって思いつつ、いろいろな音源を探していたところ、ジャズ・ヴォーカルとフルートの達人、ボビー・ハンフリーさん(Bobbi Humphrey)に辿り着いてしまいました。
タイトル『BLACKS and BLUES』。
ジャズ・フュージョン系でありながら、かなりファンクに傾いているノリといえばよいでしょうか。
注目すべきは、BlueNoteからリリースされている点です。
今でこそクラブに近いジャンルの音楽を扱うようになっていますが、当時としてはかなり斬新的だったんじゃないかと思います。
聞き方によっては現在で言うところの、アシッドジャズではないかと…。
M-2 ‘HARLEM RIVER DRIVE’ や M-4 ‘BLACK AND BLUES’ はネタとしてもフロアーで大人気だとか。
ハンフリーさんのフルートはとても気が利いたサウンド。
しかし、彼女のアフロ、すごいことになってますね。
そんなアフロから子供のような可愛らしいヴォーカルが繰り出されるのだから、「外見で判断するな」とはこういうことですね!
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