俗に、「創造性」のビリー・ホリデイさん(Billie Holiday)、「完璧」のエラ・フィッツジェラルドさん(Ella Fitzgerald)と、なにかと比較される女性ヴォーカルのふたりですが、観客を魅了するという点においては比較することそのものが無意味なほど頂点を極めたふたりであります。
amazon.co.jpで検索すると、ほとんどお目にかかれないランク外のアルバム。
ついつい影に隠れがちな存在ですが、『clap hands, here comes charlie』は、まさに一生モノと呼ぶにふさわしい、価値ある作品であると思います。
エラ・フィッツジェラルドさん絶頂期の61年録音のアルバム。
この時期は、声質、節回しが最高で、実力のあるヴォーカリストはここまですごいのかと思ってしまいます。
M-1の「チュニジアの夜」、ドビュッシーのM-3「夢」、M-4「ステラ」、M-5「ラウンド・ミッドナイト」など、すべてが、名演・名曲。
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