吾、15にして学に志し、30にして立ち、40にして惑わず、50にして天命を知る。60にして耳順(耳にしたがう)、70にして心の欲するところに従って矩(のり)をこえず。
不肖、私も節目の歳を迎えつつも、いまだ孔子の説く人生のマイルストーンは遥か遠く、最強の格言パーマネント・コレクションのひとつに「孔子、グレイト!」とつぶやくばかりですが、ひとりの女性シンガーに少しだけ勇気をもらいました。
テネシー州出身のシンガーソングライター、birdpaulaさん(www.birdpaula.com)。
実の息子、Jackson(Jackson & His Computer Band)が先にメジャーデビューし、競争の激しい音楽界で見事な成功をおさめていますが、テネシーの「オカン」も負けていませんでした。
40歳にして初のファーストアルバム!
声が若いデス。
年齢をまったく感じさせないチャーミングなヴォイス。
息子のJacksonは、グルーヴィーなダンスサウンドで疾走していますが、「オカン」は、アコースティック&アシッドなフォークサウンドとともに、潤いを帯びた美しい歌声はひとりの母として懐の深さを見せています。
孔子さん、ちっぽけな私だけれど、もうちょっとがんばってみる気持ちになったよ。
ありがとう、テネシーの「オカン」。
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