カテゴリー: literature

  • Yoko Ono

    久しぶりに読書をした。 『今あなたに知ってもらいたいこと』オノ・ヨーコ著 うっとうしい啓蒙書の類いは、私にとって大の苦手なのだけれど、オノ・ヨーコさんから発せらた言葉は無視できないと思った。 平易な日本語で運ばれてくるオ […]

  • Wilderness

    いま一編の小説を読み終えようとしている。 60年代の新宿歌舞伎町を舞台に描かれたその小説は、その活き活きとした描写によって、作中の人物にもかかわらず彼らに同化してしまったかのような錯覚をおぼえる。 悲しい運命を背負った登 […]

  • Shuzo Takiguchi

    今夜は瀧口修造を読まなければいけないと思った。その必然性がどこからやってきたのか定かではないが、この偉大な超現実主義の詩人の言葉に自らをさらすことが必要だと思われたのである。 先日、実家に帰省した際に購入した『瀧口修造の […]

  • Italo Calvino

    戦後のイタリアを代表する作家、イタロ・カルヴィーノは私のお気に入りの作家のひとりである。 かつて私にとってマイナーな存在であった「イタリア文学」を身近なものにしてくれたのもまさに彼なのである。 いま読み進めているのは『パ […]

  • Shuji Terayama

    『寺山修司から高校生へ – 時速100キロの人生相談』という面白い本を手に入れた。今から数十年前に受験雑誌『高3コース』の誌面を舞台に、当時の現役高校生が質問を投げ、それに受け答えるかけるかたちで寺山さんが毎号登場すると […]

  • Taichi Yamada

    脚本家、山田太一さんの発言が各方面で話題になっていますね。 ことの発端は、『日経ビジネスAssocie(2008年2月19日号)』の誌上インタビュー。 薄々感じてはいたけれど、イタイ言葉が連なります。 – & […]

  • Akiyuki Nosaka

    脳梗塞で倒れて以来、久しぶりに野坂昭如さんのお姿を拝見しました。 タイトル。『野荒れ / ノアーレ』。 言葉。野坂昭如さん。 写真。荒木経惟さん。 画。黒田柾太郎さん。 野坂さんが、ぽつりぽつりと小さな言葉をつづります。 […]

  • Mira Nair

    友人のオススメで久しぶりに映画館に足を運びました。 『その名にちなんで』。 異国に来て子供を育てるのに精一杯の親の世代と、アメリカで育ったアメリカ人でありながらも自分のルーツやアイデンティティを模索しなければならない子供 […]

  • Hiromi Nagasaku

    永作博美さん。同性からの支持もあつい女優さん。 『腑抜けども、悲しみの愛を見せろ』でブルーリボン賞助演女優賞を獲得したり、『人のセックスを笑うな』の主演でも話題を呼んだり、今後の活躍がますます期待されますね。 巷では、本 […]

  • Leo Lionni

    ちょっと かわった のねずみの はなし うしが ぶらぶら あるいてる。うまが ぱかぱか はしってる。 そんな まきばに そって、ふるい いしがきが あった。 なやにも サイロにも ほどちかい、その いしがきの なか、 お […]