Oshen

名前も不思議な、とてもユニークなアーティスト、Oshenさんの2nd。

アーシーというかアフリカン(?)なフォーク。

でも、パリとアフリカは決して遠くない、音楽的因果関係にあります。

木管楽器も積極的に使われ、発見の多いアルバムです。

ヴァンサン・セガルさんの風変わりなチェロプレイも聴きどころ。

乾いたこころに、湿度のある韓流の世界が水を注いだように、フレンチ・フォークの涙が、エレクトロニカや音響系で乾いた音楽ファンの身に染みる、そんなアルバムです。

日本人に親しみやすい湿度のあるメロディとハーモニー。

慎ましやかなシャンソンをベースにしつつも、フォーク・カントリーやジャズ、ラテン、音響系を貪欲にオルグするフレンチ・フォークは、いま、もっとも面白いシーンかな(?)。


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